愛情たっぷりの玉ねぎ 山下農園
Maman取材メンバー 大場です!秋が深まり、冬に移る気配を感じる11月中旬、
浜松市西区にある “山下農園” さんへ行ってきました。
畑の北にはJR東海道新幹線!
畑の南にはJR東海道本線!
鉄子の私には、たまらない場所にある山下農園の玉ねぎ畑。
山下さんにお話しを伺っている最中も新幹線が通るたびに新幹線を眺めていました(笑)
この頃の玉ねぎは、まだまだ赤ちゃん。緑色のねぎのような葉の部分は細いです。
山下農園の山下さんにお話しを伺いました。(左がお兄さん、右が弟さん)
黒いマスクをして現れたので『ちょっと怖い感じの人かなぁ?』なんて思いましたが(スミマセン笑!)
とんでもない!!!とっても優しくて玉ねぎ愛と地元愛いっぱいのお兄さんでした。
もともとは弟さんが農家に就職をし3年働いたのち、この地で独立をしたそうです。
きっかけは「自分でやってみたい!」と思ったから、と優しい口調ながらも熱く語ってくれました。
その後しばらくしてからお兄さんも転職をし、現在は一緒に玉ねぎを作っています。
新規就農(自ら農業という事業をおこすこと《起業すること》)をして今年でちょうど10年の山下農園さん。
おめでとうございます!
「10年の間に大変だったこととかありましたか?」と伺ったところ、
「やっぱり、台風や雪などの気候は大変だよね、どうしようもできないから…」と、教えてくださいました。
他にも「農家だと朝も早くて休みもなくて大変…というイメージですが、やっぱり大変ですか?」と、
苦労話しを聞いてみたいな、と思って伺ったのですが…な・ん・と、想定外の言葉が返ってきました!
「農家ってストレスフリーだよ!土いじりをしてお天道様のしたで働くって気持ちがいいし、
兄弟で時間を調整できるからプライベートも大事にできるよ!」って…(´▽`*)
想定外の言葉に驚きましたが、お二人がイキイキした表情を見て納得しました。
「玉ねぎは、ひとつひとつ手で苗を植えて、ひとつひとつ手で収穫をするんだよ~!」
「新玉を出すと、玉ねぎが苦手な子供でも不思議と食べられるんだよ~!」
「これからも消費者に喜んでもらえる玉ねぎを作りたい!」
お二人のこんな言葉が印象的でした。
新玉ねぎとは、黄玉ねぎや白玉ねぎを早取りし、すぐに出荷したものです。
(私は、新玉ねぎという種類の玉ねぎかと思っていました…)
通常、玉ねぎは日もちをよくするために、収穫してから1ヶ月くらい風にあてて乾燥させますが、
新玉ねぎはすぐに出荷するため、皮が薄く、実の水分が多くてやわらかい、という特徴があります。
山下さんオススメの新玉レシピは、
納豆にスライスした新玉を入れて食べること、だそうです。
私も新玉を購入したらぜひやってみます!
年が明けた1月頃には収穫がはじまり、畑には無人販売も設置されるそうです。
乗り物好きのお子さんをもつママさん!
お子さんと一緒に新幹線を眺めながら美味しい玉ねぎを購入してみてはいかがですか?
乗り物好きの “ママ鉄” “子鉄” さんいらっしゃーい?
ここには書ききれないほど、玉ねぎや農業について色々なことを教えてくださいました。
山下さんの愛情をたっぷり受けて育っていることを知り「元気に大きくなってね~!」と
畑に並ぶ玉ねぎの赤ちゃんたちに声をかけたくなりました。
私たちの食を守ってくれている農家のみなさん、いつもありがとうございます。
今日もおいしく『いただきます!』
☆この記事を担当させていただきました☆
大場弘枝(浜松市在住)
http://nagomisekkyaku.com/